チャオっす!シェフのたまぞうです
今回はおうちで簡単に作れる『パンチェッタの作り方』をご紹介していきます。
特殊な材料や道具は使いませんので、是非最後までご覧ください!
パンチェッタとは?
豚のバラ肉を塩漬けにした保存食の事
イタリアの北部では盛んに作られ、パスタや薄くスライスしておつまみ等で食べられています。
日本ではベーコンと混同される事がありますが、塩の入れ方や燻製の有無等で異なります。
最近ではスーパーの売り場なんかでも目にする機会が増えていると思いますが、
実はおうちで簡単に作る事が出来ます。
材料
豚バラ肉 | ブロックの物 | ・僕は今回350gの物で作りました |
岩塩 | 豚肉の重量の10% | ・35gになります |
黒胡椒 | 適量 | |
お好みのハーブ | ローズマリー、タイム等 |
作り方
豚肉にフォークで穴を空けておく
塩が中まで入り込みやすいように、豚肉に綺麗なフォークで穴を空けます。
岩塩と香辛料をすり込み、3日間寝かせる
豚肉に10%の量の岩塩をすり込み、両面に黒胡椒を挽き
ハーブを散らし、ラップをして3日間冷蔵庫で寝かせます。
僕がいたお店ではハーブは全く使っていなかったのと、
完成品を調理した時にハーブの有無による違いがあまり感じられなかったので、
今回は余っていたパセリの茎のみ使いました。
出来れば岩塩を!
細かい塩を使うと豚肉に染み込む前に豚肉から出てきた水に溶けてしまうので
岩塩を使う事をオススメします。
塩を洗い流し、塩抜きする
3日後、塩の浸透圧で抜け出た汁を洗い流し
水を溜めたボウルに漬け冷蔵庫へ、これを5回繰り返し塩抜きをします。
念のため端を切り落とし、焼いて食べて確認してみてください!
ある程度塩辛い物ですが、あまりにもしょっぱいなら追加で塩抜きしましょう。
水気を拭き取り、5日以上乾燥させる
塩抜きが済んだら表面の水気を拭き取ってペーパーでくるみ
空気が抜けられるよう下に網をかませたバットの上に置き
冷蔵庫でラップをせずに5日間以上乾燥させます。
ペーパーは初日は何度か取り替えてあげてください
取り替えたペーパーが湿らなくなったら不要です。
\完成/
乾燥前より少しくすんだ色になりました。
保存食ですがカビ等の問題もありますので、出来るだけお早目にどうぞ!
調理例
「グリーンサラダ カリカリにしたパンチェッタのせ』
『アスパラガスのパンチェッタ巻 目玉焼き添え』
まとめ
いかがでしたでしょうか?
こんな感じで実は簡単に作れてしまうパンチェッタ
お買い得な豚バラブロックを見かけたら是非試してくださいね!
それでは、また。Arrivederci!!
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