チャオっす!シェフのたまぞうです。
今回はホールトマト缶がなくても作れる『スパゲッティ・アッラ・プッタネスカ』をご紹介していきます!!
イタリア ナポリ発祥のアンチョビや唐辛子の入ったパンチのあるパスタ料理です。
材料さえあればとっても簡単なレシピなので、是非最後までご覧ください!
プッタネスカとは?
プッタネスカとはナポリの郷土料理で、『娼婦風』という意味です。
それを聞くと「えっ?!」となりますが
・忙しい娼婦が仕事の合間に家に常備されてる物でパパッと作れるから
・娼婦が体力を回復させるために食べていたから
・にんにくや唐辛子を使っており刺激的でクセになる味わいだから
と、色々と説があるそうです。
日本では『アンチョビ』や『ケッパー』『オリーブ』は中々おうちに常備されていないと思うので、そこまで日常的な料理ではないですが、ナポリは皆に愛されている料理だそう、一度材料をそろえればレシピ自体はとても簡単!
早速作っていきましょう♪
材料 (100gあたり)
ミニトマト (トマトでも可) | 15粒程 (半分) |
にんにく | 1かけ |
唐辛子 | 3分の1本(お好みで!) |
ケッパー | 20粒程 |
オリーブ | 10粒程 |
アンチョビ (アンチョビペースト) | 1辺 (3㎝程) |
バジル | 4枚程 |
パセリ | 1つまみ分 |
オリーブオイル | 約50㏄ |
スパゲッティ | 100g |
ある程度好みで入れる量が変わってくると思うので
「辛いのが苦手」「オリーブが好き!」という方はそれぞれ加減してください。
作り方
材料を切りだし、スパゲッティを茹でる
まずは材料の切りだし
ミニトマト(トマト) | 半分にカットし、下味の塩をする(1㎝角にカット) (湯むきしておくと皮が口にあたらなくて良い) |
にんにく | 縦に真っ二つにし、包丁で潰す (より強く香りを出したい方はスライスか微塵切り) |
オリーブ | ソースに味を出したいので荒く刻む (具材としても加えたかったので全部刻まずに 『切ってない物』と『スライス』も組み合わせて使いました) |
お湯に1%量の塩を入れ、表記の1分前にタイマーをセットし、スパゲッティを茹でます。
(ソース作りのスピードに自信のない方はソースが出来てから茹で始めて大丈夫です!)
「パスタ100g:水1L:塩10g(小さじ2杯)で覚えておくと便利だね!」
にんにくとアンチョビの香りを出し、ケッパーとオリーブを炒める
冷たいフライパンににんにくと唐辛子、オリーブオイルを入れて弱火で火にかけ
にんにくが色づいてきた頃にアンチョビを入れ、香りが立つまで焼く。
にんにくとアンチョビは火が入る時間が違うので、にんにくを先に焼いてからアンチョビを加える。
アンチョビの香りが立ったところに『刻んだオリーブ』と『ケッパー』を入れ、
香りが出るように軽く炒める。
炒めて火を通すというより
・『瓶詰時に漬け込まれてる液を飛ばして味をくっきり出す』
・『オイルに食材の風味を移す』
イメージです。
トマトを焼いてソースにする
今回はホールトマト缶を使わないので、生のトマトに火を入れてソースにしていきます。
フライパンを中火から強火にかけて温度を上げてからトマトを加え、
一気にトマトの水分を飛ばして果肉を焼きつけます。
オリーブオイルがうっすらオレンジ色になり、果肉が潰れ、
トマトの甘い香りがたってきたら茹で汁を70㏄程入れてソースは完成です
フライパンの周りの『旨味』やなべ底の焦げ(茶色くなっている箇所)は
ゴムベラでしっかりソースにこそげ落しましょう!
手早く絡めて仕上げる
パスタが茹であがったら温めながらソースと絡めて旨味を吸わせて
水分が足りないようであれば茹で汁を足し
火を止めてからオリーブオイルとバジル、パセリを入れて絡めたら
\完成/
先にパスタを器に盛ってから具材を乗せてあげると綺麗に盛り込めます!
食欲をそそる香りがたまらないパスタ、温かいうちにどうぞ♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ケッパーやオリーブは中々日本のご家庭では常備こそされてませんが一度買っておくとサッと一品作れて便利なパスタです。
それでは、また。Arrivederci!!
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